クレヒスというのは、クレジットヒストリーの略です。通常知らなくてもいいことですが、クレジットカードの審査に通らなくて悩んでいる人は、ぜひ知っておくといいと思います。

クレヒスのことをちゃんと理解していれば、クレジットカードの審査に落ちる理由が分かります。

クレジットヒストリー(クレヒス)とは?

クレヒスとは、簡単に言えばクレジットの利用履歴のことです。

今まで滞納がなければ、当然ながらいい履歴ですので、審査にとってはプラスです。そして、今までに滞納などがあれば、悪い履歴として審査にマイナスになります。

このクレヒスは、個人信用情報機関のCICに登録されています。CICの情報の中に「入金状況」という項目がありますので、これが審査に影響してきます。

この入金状況は記号で示されており、一番左側が最新情報、右に進むほど過去の情報ということになります。

この記号は24個並んでいます。つまり、24か月分表示されているというわけです。

この24個の並んでいる記号をクレヒスと言います。

当然ですが、このクレヒスだけを見て審査に通るようなことはありません。ですが、審査に落ちることはあります。

クレヒスはこのように審査されている

記号の説明は下記のようになります。

「$」・・・請求どおりの入金があった
「P」・・・請求額の一部が入金された
「R」・・・あなた以外から入金があった
「A」・・・あなたの事情で支払日に入金がなかった
「B」・・・あなたの事情とは無関係の理由で入金がなかった
「C」・・・入金されていないがその原因がわからない
「-」・・・請求もなく入金もなかった
「(空欄)」・・・クレジット会社などから情報の更新がなかった

次にこのクレヒスがどのように審査で使われているかを、例を交えて説明します。

  • 例:$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

「$」が24個並んでいるケースです。これは24か月毎月クレジットカードを使用し、支払いをちゃんとしているという状態を表しています。

クレヒスの状態としては一番いい状態で、審査にはプラス評価になります。

  • 例:$$$-$$$$$$$-$$$$$$-$$$$$

ほとんど「$」が並んでいますが、一部に「-」があります。先ほどと比べると、なんとなくイメージが悪いような気がします。

しかし、「-」というのは、「請求もなく入金もなかった」ことを表す記号です。つまり、これはただ単に、クレジットカードを使用していない期間が一部あるだけです。

これもクレヒスの状態としては問題なく、審査にはプラス評価になります。

審査に不利なクレヒス

  • 例:$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$AA$$

次は、ほとんど「$」が並んでいますが、2個「A」があります。

「A」というのは、未入金を表しています。つまり延滞(支払滞納)している状態です。

クレジットカード会社の審査担当者が、この「A」という記号を見れば、「うちがクレジットカードを発行したとしても、滞納されるだろう」と判断します。

それほどクレジットカードの審査において、「A」がないことは重要になります。

しかし、滞納が2か月なので、絶対に審査に通らないかといえば、まだ可能性は残されています。

このクレヒスでも、場合によっては審査に通ることもあります。

しかし、どうせなら「A」がないほうがいいです。

実はこのクレヒスは、4か月滞納もなく支払いを続ければ、全部「$」だけになります。

1か月経てば一番右の情報は消えて、一番左に新しい記号を書かれます。まじめに支払いをすれば「$」がつきますし、滞納すれば「A」がつきます。

4か月後には全部「$」だけになるのであれば、その時まで待ってクレジットカードの申し込みをすれば、審査を有利に進めることができます。

クレヒスがこうなれば審査に落ちる

  • 例:$$$$$$$$$$$$AAA$$$$A$$A$

次は、ほとんど「$」が並んでいますが、一部に「A」があります。

実は、これが問題です。

「A」が3つ連なっている箇所があります。つまり3か月滞納していることが分かります。

3か月も滞納する人に、クレジットカードの審査が通るはずはありません。

それなら先ほどの説明にあったように、全部「$」になるまで待てばいい、と考える人もいると思います。

このケースの場合、1年後であれば、全部「$」になります。そうすれば、たしかにクレヒスとしては問題ない状態になります。

しかし、一度3か月滞納してしまうと、信用情報としては致命的になります。

その理由は、3か月滞納すると、「返済状況」という場所に「異動」という文字が書かれます。この「異動」という文字が問題なのです。

金融業界の人たちは、異動という文字が書かれていれば、ブラックリストと判断します。

この異動の文字は強力で、この文字があるだけで審査に落とされます。

異動に関しては「何ヶ月滞納するとカードローンの審査に通らなくなるのか?」で解説していますので、参考にしてください。

まとめ

クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットの利用履歴のことです。CICの情報の中に「入金状況」という項目があり、24か月の支払い状況が記号で表されています。

「$」が並んでいれば正常に支払いが行われていると判断され、「A」があれば、支払い滞納していると判断されます。「A」が一つでもあれば、審査に影響します。

「A」が3つ以上並べば、「返済状況」という場所に「異動」という文字が書かれ、ブラックリストとして扱われます。こうなると24か月経って、「A」が消えても、異動という文字は消えません。

そうなれば、異動が消えるまでの5年間ブラックになってしまいますので気を付けましょう。


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