消費者金融やクレジットカード会社・信販会社、その他貸金業者から借入残高がある個人の借入利用者の年収は一体いくらくらいなのでしょうか。

「借金がある人の年収」と言ってしまえば、イメージ的には低所得層が多いと思われがちです。この質問を一般の人にすれば、「年収200万円以下の人が多い」と答えるかもしれません。

実は意外に高収入の人も多いという事実

消費者金融などの貸金業者を利用している人の年収は、実は200万円以下の人は意外に少ないという結果が出ています。日本貸金業協会のアンケートでは全体の13%程度でした。

一番利用者の多い年収は「300万円以上500万円未満」でした。約30%の人が利用しているようです。単純にサラリーマンの平均年収が410万円程度ということを考えれば、この結果もこんなものかなという感じです。

続いて多いのは「年収500万円以上700万円未満」です。22%の人が利用しているという結果が出ています。年収だけで見れば、今どき年収500万円以上700万円未満あれば、比較的高年収といえます。

それでも消費者金融などでカードローンを利用している人はこれだけ多いという結果が出ています。

このあたりからは少し不思議なのですが、「年収700万円以上1000万円未満」の利用者も14.7%いることです。これは年収別利用者の第3位です。

「年収が700万円以上もあれば、カードローンを利用する必要なんてないだろう」と思う人は多いでしょう。年収200万円台の人から見れば「それだけ年収が高ければ借金なんかしなくていいだろ」という声も聞こえてきそうです。

最後に「年収1,000万円以上」の利用者についてです。さすがにこれだけの高年収であれば、消費者金融を利用する人はほとんどいないはず・・・。それが意外なことに8.1%もいました。

「緊急で必要なときに無担保でスピーディに借り入れができる」というところがカードローンを利用する理由として挙げられています。そう考えれば、年収が高い人でも利用しているのも頷けるかもしれません。

しかし、年収が1,000万円以上あるのであれば、「消費者金融を利用しなくても貯金があるだろう」と思う人がほとんどでしょう。

それでもこれだけ利用者がいる理由のひとつは、属性がいいため審査に通りやすいということがあるのは事実でしょう。

年収が高いだけでは審査には通らない

当然ながら、高年収というのは消費者金融の審査には有利です。しかし、年収だけで判断されるわけではありません。

総量規制の影響で、単純に年収の3分の1以上の借り入れができないという点から考えれば、年収が高ければ高いほど借り入れのできる額は多くなります。

年収が900万円あれば、理論上300万円まで借りられますし、年収が300万円であれば、100万円までしか借りられません。

しかし年収が300万円だとしても、社会人3年目くらいで大手企業に勤めていて組合保険、家は実家で固定電話もちゃんとあるという人は、審査の通過率はかなり高いといえます。

消費者金融の審査は年収だけでは決まりません。決まるのは限度額だけです。といっても他の属性が低ければ、限度額も低く設定されてしまいます。

現在の自分の属性に自信がない人は、少しでも属性をよくしてから申し込むようにすれば、審査に通る可能性が必ず高くなります。

カードローンの審査では「この人は安定しているか?」ということをかなり重要視します。その点を考えれば、どうすれば自分の評価が上がるかわかるはずです。

  1. 勤務年数を長くする
  2. 居住年数を長くする
  3. 借入件数を減らす
  4. 借入総額を減らす
  5. 副業などをして収入を増やす
  6. 固定電話をつける

半年ほどかけて上記の項目に取り組むだけでも、審査通過率は必ず上がります。

まとめ

貸金業者を利用している人の年収は、200万円以下の人は意外に少なく、300万円以上500万円未満の人が一番多いです。

年収700万円以上の人は、実は全体の2割以上を占めます。その理由として、やはり年収が高いため、審査に通りやすいことが挙げられます。

年収が高いだけでカードローンの審査に通るわけではありませんが、やはり優遇されます。しかし年収が多少低くても、安定しているとみなされれば十分カバーできます。


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