多重債務に陥り、家族にも打ち明けることができずに、一人で何年も借金返済を続けている人は少なくないと思います。

しかし、一生かかってもその借金を返済することができないのであれば、早めに債務整理を考えたほうがいいかもしれません。

まずは、今ある借金をすべて書き出してみましょう。実際に紙に書き出してみると現状がよくわかります。

  • どこからの借り入れか
  • どこからいくら借りているか
  • 金利は何%か
  • 毎月の返済額
  • 返済が終わるのはいつか
  • 総支払額

「毎月借金を返済しているので借金は減っているだろう」と思っていたのに、ほとんど減っていないことにおどろく人も多いでしょう。

毎月利息分だけを返済しているような人は、返済が終わる日を計算してみると、10年以上経っても借金が完済できない事実を知ることになるかもしれません。

もしあなたがこのような状態なのであれば、借金返済に追われる人生をこのあたりでストップする必要があります。

このような状態であれば、もう債務整理をしたほうがよいと言えます。

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債務整理の種類

借金問題は、だた単に借りたお金を返せないだけではありません。

いつも借金のことばかり考えていて、夜も眠れない。返済日にはどうやって払おうか考えて、払えなければ督促の電話が来る。そして笑顔も消えていく。

そうやって追い詰められていく人は本当に多いです。それならば債務整理をして、借金を減らすか、借金自体をゼロにしてしまいましょう。

債務整理にはいくつかの種類がありますが、一般的にはこの3つです。

  1. 任意整理
  2. 個人再生
  3. 自己破産

任意整理をすることで借金の減額が可能です。個人再生なら大幅に借金の減額が見込めますし、自己破産であれば借金がゼロになります。

メリットの大きい債務整理ですが、当然デメリットもありますので、債務整理のメリットとデメリットを解説していきます。

任意整理(借金の減額交渉)

任意整理は、話し合いをして今ある借金を減らす方法です。

裁判所を通さずに弁護士が消費者金融などの債権者と交渉し、払いすぎた利息を返してもらったり、今後の支払いには利息をつけないようにすることもできます。

任意整理のメリット

  • 弁護士から受任通知を出せば取り立てが止まる
  • 利息を引き直して借金を減らせる
  • 過払い金があれば手元にお金が残ることがある
  • 官報に載らない

消費者金融などとグレーゾーン取引が長い人には非常に有効な方法です。借金が減り、過払い金があれば手元にお金が残ることもあります。

任意整理のデメリット

  • ブラックリストに載ってしまう
  • 交渉がまとまらずに任意整理できないこともある

場合によっては消費者金融などとうまく話がまとまらずに、任意整理できないこともあります。その場合は個人再生や自己破産を検討する必要もあります。

個人再生(今ある借金を5分の1か100万に)

個人再生は、任意整理でも返済が難しい場合や、消費者金融などの貸金業者が交渉に応じない場合にする借金整理方法です。

今ある借金を5分の1にするか、100万円のどちらか多いほうを選ぶことになります。借金が激減するので、返済がかなり楽になることは間違いありません。

個人再生のメリット

  • 弁護士から受任通知を出せば取り立てが止まる
  • 任意整理よりも借金が大幅に減額できる可能性がある
  • マイホームや車を残す方法がある
  • 浪費やギャンブルなどの理由でも手続きを進められる

借金が100万円か、借金総額の5分の1のどちらか多いほうになります。大幅に借金を減額することが可能です。

個人再生のデメリット

  • ブラックリストに載ってしまう
  • 官報に載る
  • 3~5年で完済する必要がある

基本的には3年、長くても5年で借金を返済できることが条件です。個人再生すら無理なら自己破産をするしかないと思われます。

自己破産(借金をゼロに)

自己破産は、任意整理でも個人再生でも返済していくことが難しい場合にする最後の手段です。自己破産が認められれば借金がゼロになります。

自己破産のメリット

  • 弁護士から受任通知を出せば取り立てが止まる
  • 借金がゼロになる

自己破産の最大のメリットは借金がゼロになることです。任意整理でも個人再生でも返済できない人の最後の手段です。

自己破産のデメリット

  • ブラックリストに載ってしまう
  • 官報に載る
  • 一定期間就けない職業や仕事がある
  • 一定の資産を処分する必要がある
  • マイホームは基本的に手放す必要がある
  • 一時的に破産者名簿に記載される

他の債務整理に比べてデメリットが多いように感じますが、いつも通りの生活とほとんど変わりません。

ブラックリストに載るので、しばらくの間カードローンやクレジットカードの審査には通りません。ですが借金をゼロにするメリットに比べれば何も問題ないといえます。

まとめ

自力で借金返済が難しい場合は、すぐに債務整理を依頼して、人生を少しでも早く再スタートすべきです。

まずは、今ある借金をいつ返済し終わるか計算してみましょう。自力で返済できるのであれば、今利用しているカードローンをおまとめローンなどでまとめて一本化する方法もあります。

自力で借金を返済することが難しいのであれば、債務整理を検討しましょう。少なくとも債務整理をすれば、今の借金問題のほとんどは解決します。

債務整理には、当然メリットだけではなくデメリットもあります。しかし、自力で返済できない状態に陥っている人は、圧倒的にメリットのほうが多いと思います。

借金と向き合うのは正直嫌なことかもしれませんが、現実から目を背けずに、借金に追われる生活をそろそろ終わらせましょう。

たった一度しかない人生を、借金返済だけで終わらせてしまうのは本当にもったいないです。

借金返済のことばかり考えて、大事な家族の前で暗い顔をしているのであれば、すぐにでも債務整理を考えてください。


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