当時45歳。もう15年ほど前のことですが、当時経営していた会社の運転資金として、個人のカードローンに手を出したのが始まりです。

業績不振で銀行からの追加融資も受けられず、最後はサラ金にまで手を出し、気が付けば14社計1000万ほどの借り入れに膨らんでしまいました。

返すために借りるという自転車操業状態です。自滅への道を突き進んでいるのですが、こうなるともう周りが見えなくなります。ついにはカードが使用不能になるにおよび、債務整理を決意。

会社は潰さず、個人の借り入れのみ特定調停にかけることにしました。

最初は弁護士に相談したのですが、「パーッと破産しちゃいましょう!」などとお気楽に言ってくるものだから、不安になり知人に相談したところ、弁護士や司法書士を通さなくても自分でできると聞き、弁護士費用もなかったので自分でやってみることにしました。

自力で特定調停をする

簡易裁判所に出向き、書類の書き方を教わり自宅で書類作成。

結構面倒でしたが裁判所の方も親切で、わからないところは教えてくれました。

借入額、返済額がわかる書類を揃え、各カード会社の本社所在地も調べと結構大変でしたがちゃんと受付してもらえました。

かかったのは印紙、通信用切手代、弁護士費用よりはるかに安く上がります。

届け出後、数日のうちに各社へ通達が行くのですが、それまで昼夜問わず続いていた督促がピタリと止みました。

やっとぐっすり眠れたのを覚えています。

消費者金融などと裁判所で話し合い

その後、調停人との面談で毎月返済できる金額を決め、その後日時を指定され数日にわたり各社との調停が行われました。

緊張して裁判所に行くと、債権者側と私の控室は離れていて顔を合わせなくて済むようになっていました。

1時間おきに各社の担当者、私、調停員と3社で話し合いです。

各社とも慣れていて、過払い金を差し引いた金額を示してきます。差し引きゼロになった会社もあって驚きました。

各社とも、少しでも早く回収できるよう毎月の金額を多めに出してくるのですが、調停員の方がうまくまとめてくれました。

1千万円あった借金が

調停日前に1社が和解の話を持ち掛けてきて断ったのですが、調停後の金額のほうがはるかに安かった。

たぶん解っていて話を持ってきたのだと思います。

最終的には借入額が200万以下に減り、毎月4万円ほどの返済で3年半で完済しました。

全額終わったときには放心状態でしたね。現在借金で苦しんでいる方もいらっしゃると思いますが、思い切ってすべて投げ出すことが大事だと思います。

私の場合、プライドが邪魔していました。プライドで飯は食えません。勇気を持って踏み出すことが大事だ思います。

私は費用がなかったので自分でやりましたが、少しでも余裕があるならプロに任せたほうが楽です。


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