私が選んだ債務整理の方法は、自己破産です。
当時31歳、妊娠6ヶ月の頃でした。
多額の借金を作ってしまう
結婚前まで勤めていた補正下着会社で、商品をローンを組んで購入し続けた末、多額な借金を作ってしまいました。
安易な考えで、毎月のローン返済に充てる為、消費者金融から5万借入れてしまいました。
ローンの支払は出来ても、消費者金融への返済は、金利を払う程度で、翌月にまた5万借りるというのを繰り返していったのです。
そのうち、感覚が麻痺していたのか、車の修理等の急な出費は、消費者金融から借りる様になりました。
限度額50万迄行ってしまい、2社目から借りる様にもなりました。
退職して支払いが困難に
そんな事を続けていくうちに、借金総額は、ショッピングローン200万、消費者金融7社から500万、クレジットカードのキャッシング枠から50万まで膨れ上がったのです。
妊娠が分かって間もなく、補正下着会社を退職したので、収入が無くなり、毎月の返済が困難になってしまいました。
踏み倒すつもりは無かったのですが、返済の目処も立たないまま、督促の電話に応じない日々が続きました。
電話やチャイムの音がすると、ビクビクする毎日は、非常に辛かったです。
自己破産を決断する
このままでは、いけないと思いながらも、どうして良いか分からず、実家の母に相談してみました。
司法書士会で、借金の相談をしていると聞き、相談したところ、多重債務を専門に扱う、司法書士事務所を紹介して貰いました。
そして、司法書士事務所で初回の無料相談にこぎつけ、自己破産申請の準備を始める事が出来ました。
無料相談の時は、借金の総額と借金した経緯、現在の生活状況等を聴取して貰い、自己破産申請から免責決定に至るまでの期間と費用の事を説明して貰いました。
出産を控えていたので、臨月前までには申請書類を完成させる、という配慮されたスケジュールを立てて頂き助かりました。
督促の電話がこなくなった
種類作成に必要な情報のメモを提出したり、書いてもらう書類の内容を確認したり、2週間に1度は司法書士事務所へ足を運び、書類を完成させました。
その後、裁判所へ出向き面接を行い、確か2ヶ月程では、免責決定の通知が来ました。
身重な身体で大変でしたが、督促の電話が無くなり、更には、返済義務が無くなったので、安心して生活出来る環境を手に入れました。
不景気な世の中ですので、私以外にも借金で悩んでる方は居るはずです。
勇気を出し、専門家に相談し力を借りるのが最善の道かと思います。