私は30代の男性で会社員をしています。

今から約3年ほど前に自己破産手続きを行い、約2年前に裁判所から免責許可決定確定の通知を受けています。

自己破産手続きをする前の私の年収は約390万円ほどでした。

多額の借金

当時は、リーマンショックや東日本大震災の影響から会社の業績も悪く、毎年の昇給も無い上、ボーナスも減額されていました。

その時、私には約1100万円以上の借金がありました。借り入れ先は、8カ所もあり、他社に返済するために借金をして返すといった典型的な多重債務者でした。

特に借金の7割以上を占めていたのは、大学生時代の奨学金です。

奨学金の返済が何度か滞納し、そのたび纏めて返済するため、新生銀行やプロミス、各クレジット会社のキャッシングを利用していました。

しかし、このような生活は長続きするはずもなく、債務整理をすることを考えました。この時点の毎月の返済額は10~13万円でした。

自己破産を決断する

当初は、債務整理または個人再生など、借金を減額して返済する方法を考えていました。

ですが、無料相談を担当した弁護士からは、債務整理や個人再生で借金の減額は出来たとしても、返済期間が短くなり、月々の返済額がより高額になり得るため、『自己破産』が最善の方法だと説明を受け、自己破産手続きを開始しました。

確かに、担当弁護士の言うように、借金が5分の1になったとしても、私のように1100万円もの借金は500万円程残ります。

その減額された借金を4年から6年で返済するとしたら、月額約7~10万円の返済金額になります。これでは債務整理する前後で返済額の差は殆どありません。

結果的に自己破産により、借金をゼロにするしか方法しかありませんでした。

自己破産の手続き開始

弁護士への依頼後直ぐに、各社からの請求および督促がなくなり、裁判所への申請準備が始まりました。

その間、家計収支出報告書を一定期間作成したり、反省文書および今後の人生計画について書面を作成しました。

申請書類が揃った頃、破産管財人となる弁護士が選出され、その方との面談を1度行いました。

面談は、借金をした理由や返済不能に成った理由、また反省状況や今後どうするのかを全て聞かれるといったっものでした。

破産管財人との面談から約2ヶ月後に裁判所へ出廷し、免責許可決定の判断を頂きました。

しかし、免責許可決定から1ヶ月間に債権者から疑義が出なければ、免責許可決定が確定するのですが、その1ヶ月間は非常に心配な日々が続きました。

ここまで来て、免責許可決定が取り消されるのではないかと非常に心配しましたが、何事もなく免責許可決定が確定しました。

借金について一人で悩まない

近年は、経済情勢の不安定から様々な方が、多重債務者になる可能性があります。

400万円程度で支払不能になる方から、私のように1000万円以上で支払不能になったり、それ以上の方もいると思います。

多くの債務者は少しでも債権者へ返済しようと、債務整理や個人再生を考えますが、借金総額が1000万円を越える人は自己破産をされるべきと考えます。

その後の人生設計も再度可能ですし、一時的に財産や個人信用情報は失われるものの、10年も経過すると取り戻すことが可能です。

世間体を気にし過ぎて、苦しむよりは素早い対応をした方がいいと考えます。

また、自己破産費用を気にされる方もいますが、申請手続き中に積み立てたり、分割支払いも出来るので心配しなくていいです。

借金でお困りの方は、一人で悩まず専門家に相談するのが一番いいです。


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