私は50代後半の男性会社員です。40代前半の時に父が連帯保証人になったことがきっかけで大変な目にあいました。

父は、叔母から連帯保証人になってほしいと言われ、仕方なく判を押したそうです。叔父名義の会社の連帯保証人でした。

この時点で、会社の経営もかなり揺らいでいる状態で、もう倒産寸前だったそうです。ほどなく倒産してしまい、補償金額は3000万円でした。

自己破産を選択することに

私の年収は約500万円で、父は退職しているので年金が月に約20万ほどでした。私と父の貯金額を合わせても1000万も満たないほどで、補償金を支払うのはとても困難な状況でした。

あまりの大きな借金額に父も落ち着きを失ってしまっていたようですが、返済不可能ということで、自己破産を選択することになりました。

破産により、私たちの家は競売に出されました。同時に父は老衰により、生活困難となり、老人ホームに収容されることになりました。

自己破産したことにより、借金を背負うことはなかったので、想像していたよりもお金に苦しむことはありませんでした。

ですが、私と妻と息子はアパートを借りて新たに生活することになりましたので、その分のお金は毎月出ていくことが家計にとっても大きな負担となりました。

家の買い手が見つからないため借金取りが職場に

もともと私が住んでいた家は田舎にあり、地価も低く、競売に出されても買い手が見つかりませんでした。そのため、ときどき私の職場に、借金取りが取り立てに来ることもありました。

周りの皆さんは私に平然とした態度で接してくださっていましたが、「私が借金取りに追われていることが負担になっているのでは」と苦しかったのを覚えています。

幸いに父の兄弟をはじめとする、叔父さん叔母さんたちが数年をかけて共同で取り計らってくださり、元々の家を父親名義に戻してくださいました。

私たちは新しいアパートに住みなれていて、元々の家もかなり老朽化していたということで再びそこに住むことはありませんでした。ですが、自分たちの手に戻ってきたということはとてもうれしく思いました。

自分の財産には限りがあります。安易に保証人になるということなく、内容をじっくりと吟味する必要があると思います。


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